先日の夜、娘がいきなり「お母さん、トイレから変なのが出て来た!!!」と私を呼びに来ました。
変なもの?虫?ムカデ?と思いながら見に行ってみるとトイレの中に何かフワフワした得体の知れない物が漂っています。
一瞬韓国の上水道から虫が検出されたというニュースを思い出し、「うわっ!とうとう日本もか?」と思ったのですが、「ん?ちょっと待てよ。」と、トイレタンクの蓋を開けてみると中がドえらいことになっていました。この異常な暑さと湿度のせいでしょうか。黒カビとぬめりでえらいことになっていて、この汚れの一部が水流で流れて出て来たようです。
水道局の皆さん、一瞬でも疑ってごめんなさい。
「あ~、見てしまったものはしょうがないわな。」と夜の10時過ぎからトイレタンクの大掃除を始めました。結局寝られたのは日付が変わってからでした。
調べてみるとトイレタンクの汚れは悪臭の原因にもなりますし、トイレタンクの汚れからトイレ全体が汚染され、最終的にはトイレを使用した人にカビが原因の肺炎や喘息、アレルギーを起こす可能性があるそうです。恐るべし黒カビ。
教室のトイレタンクも長いこと見てないぞ!と思い翌日慌てて確認することにしました。
気になったので生徒さんに、お家のトイレタンクをどれぐらいの頻度でお掃除されているのか聞いてみると、「掃除なんかしたことない。」「蓋を開けたことさえない。」等のお返事。「え、あれの蓋って開くの?」と言われる生徒さんもいらっしゃいました。
生徒のKさまは、「ほら!映画でよくトイレタンクの中に拳銃とか隠してあるでしょう?だから私気になって、家のトイレタンクの中もよく確認してたの。」とおっしゃっていました。どんなバイオレンスなご家庭なのかと思ったのですが、CIAとかKGBみたいなよーわけの分からん機関とお近付きにはなりたくないので、そっとしとく事にしました。
教室のトイレタンクは、生活空間では無いせいか家のトイレタンクほど汚れてはいませんでしたが、それでも汚れているので掃除をすることにしました。
使用する洗剤ですが、一気に黒カビを退治したいので漂白剤等を使いたいところです。でもアルカリ性や酸性の洗剤だと中の器具やパイプを傷めて水が止まらなくなってあふれたり、水漏れしてトイレが水浸しになる恐れがあるので、中性洗剤でないといけないそうです。
いつもトイレ掃除に使っているサンポールは酸性でした。キッチンの掃除に使っている漂白剤はアルカリ性でした。パイプ詰まり用の洗剤は酸性でした。唯一トイレマジックリンだけが中性だったので今回はこれを使うことにしました。
掃除をする時、出来れば水道の止水栓を止めておいた方が良いです。掃除をしていて、うっかりタンクの中の部品に手があたると、水が流れてホースから水が勢いよく噴出する可能性があります。(経験者は語る!)
タンクの中に充分洗剤をかけて、しばらく時間を置きます。タンクの外側の陶器部分には洗剤を浸したペーパーをあてて、洗剤湿布をしておきます。
汚れがふやけたら、スポンジや使い古しの歯ブラシなどを使ってひたすら汚れをおとしていきます。
(金属ブラシなどを使うと傷が付きます。重曹があれば落ちやすいと思いますが、重曹はアルカリ性なので、すすぎをしっかりしないといけませんね。)
水を抜いてきれいにすすぎ、完成です。
は~、スッキリした!
これからはせめて1年に1回くらいはトイレタンクも掃除をしようと思いました。
(覚えていたらの話しですがxxx)
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