すごく良い言葉だと思われるかもしれませんが違うんです。
そういう意味で使っているわけではないんです。
「当たり前に過ごしている日々が実はすごく幸せな日々…」みたいな良い意味で使ってないんです。
当たり前の話だからいちいち言わんでも…、は通用しないということです。
以前から時々子どもさんを連れて、レッスンに来てくださる生徒さまが何人かいらっしゃいました。
お子さん達はとても賢くて、お絵かきをしたり塗り絵をしたり、置いてあるパズルで遊んだりと
レッスンが終わるのを静かに待っていてくれる、とても良いお子さん達でした。
ただこれだけ「感染防止」「不要不急の外出は自粛」とうるさいこのご時世、
こちらも人数制限をしたり、空間除菌をしたりしながら、なんとか開校している状況です。
特に何もしなくても、コロナ騒動が始まってからは、お子さんが来ることはありませんでした。
なので私の中では、それが「当たり前」になっていました。
そんな中、ある生徒さまがお子さんを連れてレッスンに来られました。
直前のお電話での来校で、「子どもも一緒。」とは言われていなかったので予想しておらず、
「あ~、どうしよう。」と思ったのですが、せっかく来てくれているお子さんを追い返すような
ことはしたくなかったので、「感染防止のため次回から生徒さまご自身のみでお願いします。」と
なるべくこっそりとお伝えしました。
・・・・・甘かった。私の当たり前は、世間一般の当たり前ではありませんでした。
教室には新型コロナウィルスについての貼り紙をしています。
ただこの項目の中にお子さんのことや、生徒さまだけというような項目はありませんでした。
生徒さまにいやな思いをさせないように、初めから注意事項に入れておかないといけませんでした。
なので今はこちらを貼りだしました。
見通しが甘いわーxxx 気が利かんわーxxx 頭が悪いわーxxx
私のせいで、来てくれたお子さんが悲しい思いをしたかもしれないと思うと、すんごい自己嫌悪。
もうちょっとアンテナを張り巡らさないといけませんね。
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